院長記事

2007-11-01

地域医療のオールラウンドプレイヤーを目指して
みよし内科・消化器科 三好 雅美院長

 

八幡市八幡柿ヶ谷の「みよし内科・消化器科」(三好雅美院長=医学博士)が、地域医療に貢献し早12年目に入った。

 

三好院長は、日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器癌検診学会指導医や働く人たちの健康を守る労働衛生コンサルタント、日本医師会認定産業医としても活躍する。

 

それらの実績により、京都府医師会消化器医会から胃癌、大腸癌の二次精密検査指定医療機関の指定も受けている。
また、京都府立医科大学第二内科で約10年間、腎臓病学を専攻した経験から、腎臓病にも積極的に対応する。
同院では、内科・消化器科全般の治療をはじめ、胃カメラや大腸内視鏡検査、各種癌検診、人間ドッグなど西洋医学による医療はもちろん、漢方薬や皮内針など東洋医学による治療も行っている。
“患者の立場に立った医療”が同院のモットーで、「患者の話をよく聞いてくれる先生」「患者が十分納得した上での検査、処方が行われるので安心」との声も。また、来院できない患者さんのための往診、介護関係の在宅医療にも気軽に応じている。

 

三好院長は「これからも、医療のオールラウンドプレイヤー、地域に信頼される<かかりつけ医>として努力したい」と話している。
場所は男山団地の長谷バス停前で、枚方市の東山、船橋地域からも近い。

 

TEL 075-981-6860

 

けいはんタイムリー 平成19年(2007年)11月1日掲載


分光内視鏡画像処理(FICE)の導入について

2009-06-01

PETやMRIなど最近の様々な画像診断システムの進歩には著しいものがあります。
それは、内視鏡の世界でも例外ではありません。
その一つが分光内視鏡画像処理(FICE)です。
これは400nm~700nmの可視光(知覚する事が出来る光)を色の3原色成分に分けて、従来の内視鏡とは別の画像を見る装置です。この装置のおかげで従来の内視鏡のみでは見えにくかった癌の存在や、拡がりを比較的容易に認識する事が可能になりました。
ただし、癌の存在を最初に疑うのは分光画像ではなく、実際に内視鏡を行っている医師の存在診断(判断)です。この存在診断があってこそ、始めて分光内視鏡画像処理(FICE)の力が発揮されることになります。
当院は第一線の医療機関の一員として、経鼻上部消化管内視鏡、経口上部消化管内視鏡、下部消化管(大腸)内視鏡に、FICE対応の最新機種を導入しました。

 
(平成21年6月)


2011 東日本大震災について

2011-06-19

遅くなりましたが、今回の大震災で亡くなられた方々、また、多くの被災をされた方々に深く哀悼の意を表します。

 

今回の震災は数多くの想定を越えた状態が発生しました。

 

ただ想定とは「広辞苑」にもある様に - ある一定の状況や条件を仮に思い描くこと - であり、人間の方が自然に対し一方的にそうであってほしいと想い描いた結果かもしれません。

 

もともと人類の祖先はDNA解析などでは、約20万年前に、アフリカの地に出現し、一部は現在のメソポタミア付近に移動し、さらにいくつかの方面に分散していったことになっています。(有力説では)

 

父をはじめ、少なくとも私の頭の中に記憶として存在している戦後の多くの日本人は勤勉でした。岩手県や宮城県の三陸地方は5年、長くても10年経てばかなり復興すると信じています。
しかし放射能(線源としてはα、β、γ、X、中性子線などを含みます。)は恐らくそう簡単には行かないと思います。
皮肉にもIAEAの調査団はたった1~2週間の滞在で、あっさりと、今年の福島第1原発の原因の1つは津波に対する想定の甘さだったと結論づけました。
原発の建設には多くの資金が必要です。さらに現地の市町村や県には莫大なお金が流れます。安全と必要経費。様々な紆余曲折があったにせよ、この妥協点で出来たのが今回の「想定」だったのでしょう。

 

過去50年間、日本政府はこの方針を一環して取って来ました。最近、毎日新聞に掲載された記事の一つを引用します。

 

みんなの広場

 

この非常事態に党利党略とは

僧侶 森田 良恒60(和歌山県紀の川市)

 

東日本大震災の対応について菅直人首相が非難の的になっている。自民党は与党が要請している復興実施本部への参加を拒否した。 しかし、原発事故対応への批判一辺倒の態度には首をかしげる。自民党は過去40年以上、原子力専門識者の唱える「安全」を追認し、原子力発電所の建設を推進してきたことを忘れてはならない。
6年を迎えたJR福知山線脱線事故は歴代3社長が「安全を優先していなかった」として強制起訴された。 原発事故に関しても、自民党は「歴代政府としての責任」を負うべきであり、むしろ先頭に立って対応すべきではないだろうか。
ましてや地震、津波、原発事故、放射能汚染と極めて困難な対応が求められる非常事態だ。そんな時に党利党略とは誠に見苦しい。 そしてそういうことを指摘せずに、菅首相の後任は誰がふさわしいかなどと論じているマスメディアを被災者はどんな思いで見ているだろうか。メディアもよく考えてもらいたい。

(毎日新聞掲載 みんなの広場 より)

 

さて、当院は昨年は私自身が腰の手術(2010年1月28日)後、体調を崩し、約3か月の休診を余儀なくされました。
多くのスタッフがその間、及びその後をカバーしてくれた結果、法人として200~300万円の赤字で済みました。
今年度はそれぞれのスタッフ及び多くの患者の皆さんのおかげで前年度の赤字分位の黒字予想されました。それで、今年度の黒字のほぼすべてと考える250万円を災害義援金として寄附しました。ただ、日赤を通しての寄附では、遅くなる可能性があるので、災害地の県庁に電話をして、各市町の電話番号を聞き、直接各市に電話をして、各市の希望する方法で(最終的には50万円ずつ5か所に手書きの銀行振り込みとなりました。)送金しました。さらに向こう5年間は、医院が黒字である限り、自分の税金の一部をふるさと納税として使い、さらに医院の寄附と合計し100万円を復興資金として寄附する予定です。

 

「もしドラ」で有名になったP.F.ドラッカーの「マネージメント」では - 会社や組織の存在対象は社会や人間がその中心にある - と考えられる一節があります。今回の行為は、その責任の一つを社会に還元出来たのではないかと思っています。
(平成23年6月19日の父の日に)


経鼻内視鏡について

2012-04-22

平成20年10月から経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)も使用することになりました。
これまでの鼻からの内視鏡は口からの内視鏡に比べ、画像にきめ細かさや明るさ、などで画像的に明らかに劣っており、最終の精密検査となる内視鏡としては不充分なものでした。
今回使用するN2(正確にはFTSEG-530N2)は従来の経口内視鏡(口からの胃カメラ)の性能にかなり近づいたものです。
ただし、すべての人が鼻からの内視鏡に適しているとは言えません。
当院では経口、経鼻を使い分けさらに鎮痛剤(軽い麻酔)を使うことにより、より苦痛の少ない内視鏡検査をめざしています。

当院の経鼻内視鏡は1本約350万円もする、FICE対応の現在市販品の中では最高級種です。
それでも当院の細径 経口内視鏡より明らかに画像が落ちます。
細部(数mm)は明確には見えません。私が所属する「日本内視鏡学会」でも、人間ドック等のスクリーニング検査には適合しますが、「精密内視鏡検査」には適合しないと判断しています。従って当院では、患者さん本人がどうしてもという希望がない限り、経鼻内視鏡の現実を説明し、使用しない方針です。
胃癌・食道癌の見落としが将来のその方にとって、取り返しのつかない事態になることを懸念します。
(平成24年4月22日)


1月から受付時間が一部変更になりました。

2016-12-28

1月から受付時間が一部変更になりました。(→詳細



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