医療の基本的な考え方は健康を守り、保持することにあります。
行政の基本は現在の状態〈経済や利益〉を保持し可能であれば発展させることにあります。
「医療」と「行政」は重なる部分はありますが、別なものと考えます。
新型コロナウイルス感染症はしだいに過去のものになってゆくでしょうが、なくなることはまずありません。ある程度の死者数で推移する可能性は多くあります。各国の医療レベルや体制で変わってきます。例えば最近のSARSはなくなった様ですが、MERSは現在中東地域に残っています。
100年前の「スペインかぜ」はインフルエンザという型で現在も残っています。
こういう感染症の医療の大前提はまず入って来ない様にすることです。
従って当院では今後もかぜ症状でも、まず電話をして頂き問診をして方向を決めます。
受診者の意にならないこともあります。ただし、かかりつけ医の方は出来るだけ対応する方向でゆきたいと考えています。
受診の際も不織布マスク着用で来院し、まずインターホンで入室の許可を得てください。
入室したらアルコールで手指の消毒をして、体温の測定をして下さい。
当院では37.2℃くらいで設定しています。
―という一連の方針を続けます。
令和5年4月1日
院長 三好雅美 他一同