分光内視鏡画像処理(FICE)の導入について

2009.06.01

PETやMRIなど最近の様々な画像診断システムの進歩には著しいものがあります。
それは、内視鏡の世界でも例外ではありません。
その一つが分光内視鏡画像処理(FICE)です。
これは400nm~700nmの可視光(知覚する事が出来る光)を色の3原色成分に分けて、従来の内視鏡とは別の画像を見る装置です。この装置のおかげで従来の内視鏡のみでは見えにくかった癌の存在や、拡がりを比較的容易に認識する事が可能になりました。
ただし、癌の存在を最初に疑うのは分光画像ではなく、実際に内視鏡を行っている医師の存在診断(判断)です。この存在診断があってこそ、始めて分光内視鏡画像処理(FICE)の力が発揮されることになります。
当院は第一線の医療機関の一員として、経鼻上部消化管内視鏡、経口上部消化管内視鏡、下部消化管(大腸)内視鏡に、FICE対応の最新機種を導入しました。

(平成21年6月)

院長記事

2007.11.01

地域医療のオールラウンドプレイヤーを目指して
みよし内科・消化器科 三好 雅美院長

八幡市八幡柿ヶ谷の「みよし内科・消化器科」(三好雅美院長=医学博士)が、地域医療に貢献し早12年目に入った。

三好院長は、日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器癌検診学会指導医や働く人たちの健康を守る労働衛生コンサルタント、日本医師会認定産業医としても活躍する。

それらの実績により、京都府医師会消化器医会から胃癌、大腸癌の二次精密検査指定医療機関の指定も受けている。
また、京都府立医科大学第二内科で約10年間、腎臓病学を専攻した経験から、腎臓病にも積極的に対応する。
同院では、内科・消化器科全般の治療をはじめ、胃カメラや大腸内視鏡検査、各種癌検診、人間ドッグなど西洋医学による医療はもちろん、漢方薬や皮内針など東洋医学による治療も行っている。
“患者の立場に立った医療”が同院のモットーで、「患者の話をよく聞いてくれる先生」「患者が十分納得した上での検査、処方が行われるので安心」との声も。また、来院できない患者さんのための往診、介護関係の在宅医療にも気軽に応じている。

三好院長は「これからも、医療のオールラウンドプレイヤー、地域に信頼される<かかりつけ医>として努力したい」と話している。
場所は男山団地の長谷バス停前で、枚方市の東山、船橋地域からも近い。

TEL 075-981-6860

けいはんタイムリー 平成19年(2007年)11月1日掲載